赤ちゃんの身長を伸ばすにはどうすればいい?

MENU

 赤ちゃんの平均身長ってどれくらい? 

 

 

親にとって子どもの成長はとにかく気になるものですが、すくすく育っているのを見るとうれしいものです。健全な発育を図る指標はいろいろありますが、基本的なのはやはり身長と体重です。

 

厚生労働省が行った調査によると(平成24年と25年)、
年齢が1歳の子の平均身長は、
男子が78.8センチ(平成24年、平成25年は78.1センチ)、
女子が78.7センチ(平成24年、平成25年は77.7センチ)でした。
2歳の子の平均身長は、
男子が89.1センチ(平成24年、平成25年は88.2センチ)、
女子が87.3センチ(平成24年、平成25年は89.9センチ)です。
3歳になると
男子が95.3センチ(平成24年、平成25年は95.4センチ)、
女子が95.2センチ(平成24年、平成25年は94.1センチ)となっています。

 

この統計から見て分かるのは、男の子と女の子では乳幼児においてはさほど身長差がないということや、調査対象年によって多少差があるということです。2歳の女の子の平均身長において、平成24年の調査と25年の調査では2センチ半以上の差が出ていることもあり、必ずしも平均値が似たり寄ったりにはならないという点にも注目できます。

 

この統計の数値と、自分の赤ちゃんの発育の進み方を比べてみて、成長度合いを確認すると良いでしょう。

 

 

 赤ちゃんの身長が伸びない? 

上の統計や他の成長曲線などを見て、自分の赤ちゃんの身長が伸びてないように感じるお父さんやお母さんは少なくないでしょう。赤ちゃんの身長が平均的な数値から外れている場合は、原因としていろいろな要素が考えられます。

 

まずは「栄養の不足」です。赤ちゃんはふつう母乳から多くの栄養を摂取します。その中にはカルシウムやたんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂肪、炭水化物などがあります。

 

これらの要素は大人はもちろん、成長をより必要とする赤ちゃんには欠かせません。でも母乳が出ない、あるいはたくさんは出ないとか、赤ちゃんが飲みたがらないといったことがあれば、栄養不足に陥りかねません。離乳食ではなく甘いお菓子を与えることが多いというのも問題です。

 

栄養が足りなければ身長が伸びかねないのです。別の理由は「ホルモンの異常」です。例えば「成長ホルモンの異常」です。

 

赤ちゃんは生後120日くらいすれば成長ホルモンの分泌を始めます。成長ホルモンは睡眠時に分泌されるもので、わたしたち大人でも同様です。でももし赤ちゃんが深い眠りに入れていないとしたら成長ホルモンの分泌が滞ってしまう可能性があります。

 

成長ホルモンは骨を伸ばしたり筋肉が発達するために大切なので、子どもの眠りには慎重になる必要があります。赤ちゃんが遺伝とか体質で身長が期待通りには伸びないこともあります。遺伝は身長を決める全要素ではありません。

 

後天的な要素も上記のように関係しますが、それでも全く影響がないわけでもありません。日本人の身長は昔と比べて何センチも伸びたというデータがありますが、両親のどちらも身長が低いとかどちらかが低いという場合、赤ちゃんも低くなる可能性は十分にあります。

 

 

 赤ちゃんの身長を伸ばすには 

 

 

ではもし自分の赤ちゃんの成長が少し遅れているように感じたとしたら何ができるでしょうか?

 

医師や専門家との相談の上判断しなくてはいけませんが、もし仮に栄養不足が原因ということであれば、十分な栄養素を赤ちゃんが取り入れられるように心がけましょう。もし母乳の出に問題があるとしたら、母乳マッサージをするとか、母乳を与える回数を多めにすることで改善が見込めます。もし全く出ないという場合は、「スルピリド」という成分を配合した薬を使う手があります。

 

この薬を服用することで数十%母乳の出が良くなることがあるので、医師と相談しながら服用を考えましょう。母乳の出がよくなれば栄養素をたくさん赤ちゃんにあげられます。もし離乳食に入ってきているなら、たんぱく質摂取を意識します。

 

たんぱく質といえば鶏ささみなどがすぐイメージできますが、卵や鮪や大豆などにも含まれていますので、調理法を工夫してあげましょう。また骨も丈夫にさせるために亜鉛やカルシウムやマグネシウムを含む食品を積極的に取り入れましょう。また成長ホルモンに関してですが、これは「寝る子は育つ」を意識することです。

 

つまり十分眠れる環境を作ってあげることです。赤ちゃんはちょっとした刺激で目をさましてしまうことがありますから、暗く静かな環境を用意してあげましょう。夜中まで両親が起きていて騒がしかったり、隣で寝ていてもテレビを見たりネットで調べ物をしているような状態であれば睡眠の妨げになりかねません。

 

成長ホルモンは夜の10時から翌日の朝2時くらいまでに分泌されるものです。ですからは早めに寝かしつけてあげることで、成長ホルモンの分泌がスムーズにいくようにサポートします。赤ちゃんの身長が伸びるとうれしいものですが、子どもの成長は親の側の努力によっても支えられています。

 

それを意識した生活スタイルを送りましょう。